常光寺について
正式名称
関東平野の真ん中に位置し、周りを田んぼと畑に囲まれ、西に鬼怒川、北東に筑波山、北に日光連山、南西に富士山を望めるとても静かな所です。
創建
元応元年(1319年)、一遍上人の法孫 白道和上により創建されました。
現在の住職は第三十九世です。
宗派
時宗です。
時宗は、鎌倉時代に一遍上人が開いた浄土宗の一派で、本山は神奈川県藤沢市の清浄光寺(遊行寺)です。
宗祖一遍上人は、伊予の豪族河野氏の一門として誕生しました。
10歳で母と死別し、12歳で出家、天台宗や浄土教を学び、36歳のとき熊野権現の神偈を感得し、以後51歳でなくなるまで寺を持たず、全国津々浦々を念仏賦算(念仏を唱えながら神勅のお札を配る=遊行)をして歩きました。
本尊
阿弥陀如来です。
教義
「南無阿弥陀佛」と唱えることによって、信仰の有無にかかわらず、誰でもが平等に極楽浄土(阿弥陀様の世界)へ往生できるというものです。
建築物等
境内には山門、鐘楼、本堂、客殿、大師堂、熊野権現堂、雷神宮、庫裏等の建物と、六地蔵尊、一遍上人尊像、水子地蔵尊、仁王像等の仏像があります。
本堂内には本尊阿弥陀如来坐像、一遍上人木像,玄奘三蔵木像,釈迦涅槃像、雲上二十五菩薩、大般若経六百巻等が安置され、本堂内の天井は荘厳な天井絵で飾られています。
目潰しの龍
山門には左甚五郎作と伝わる「目潰しの龍」の彫刻があります。
言い伝えによると、甚五郎が鬼怒川をさかのぼり日光東照宮の造営に向かう途中、常光寺に一夜の宿を願い出ると、住職はこれに応じ、快くもてなしました。
それに感謝した甚五郎は三日三晩で龍を彫り上げて山門にかかげて立ち去りました。
ところが、名人左甚五郎の彫った龍は夜な夜な山門を抜け出し、山門近くの常光寺沼に水飲みに出かけ、それを見た村人たちは恐れおののき、何とかしてほしいと住職に頼み込んだそうです。そこで、住職が龍の目に五寸釘を打ち込みその上に銅版をかぶせたところ、この龍は再び山門を抜け出すことはなくなったということです。
今でも、山門の龍の目には銅版がかぶせられています。
常光寺沼
山門のすぐ南西には常光寺沼があります。
この沼は、完全に水をくみ出すことができない底なし沼ともいわれ、村人が何度も水をくみ出そうと試みましたが、必ず激しい雷が起こり、元に戻ってしまったといいます。
沼のほとりには雷神宮も祭ってありましたが、今は境内に移築され、沼は釣りの名所となっています。
墓地
境内に墓地があります。
墓地分譲も行っております。